マイぱら 〜毎日がパラダイス〜

普通の主婦「もりこ」が毎日の事を気ままに気楽に綴っているブログです。

何の取り柄もない主婦だと思ったらぜひ見てほしい映画「きみに読む物語」

先日ある映画を観ました。

 

その映画は「きみに読む物語」というラブストーリーです。

 

今まで何の取り柄もないなぁ~と落ち込んでいた私ですが、この映画を見てとっても元気になりました!

 

感激ポイントと少し内容をまとめながらお伝えしたいと思います。

 

※映画の内容がわかる文章となっておりますので、内容を知りたく無い方はお引き取り下さい。

 

 

 

きみに読む物語のあらすじ

 

 

療養生活を送る老婦人(ジーナ・ローランズ)の元に、足繁く通う老人(ジェームズ・ガーナー)が、物語を読み聞かせる。
それは、1940年の夏、南部の小さな町で始まる物語。休暇を過ごしに都会からやって来た17歳の令嬢・アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出逢い、恋に落ちる。
けれど、娘の将来を案じる両親に交際を阻まれ、都会へ連れ戻されてしまう。

ノアは365日毎日手紙を書くが、一通の返信もないまま、やがて、第2次世界大戦が始まる…。(C)MMV NEW LINE HOME ENTERTAINMENT,INC. ALL RIGHTS RESERVED. 

 

 

映画のお話は年老いたノアが認知症を患った妻・アリーに昔の自分達の出会い・恋

愛・結婚に至るまでのお話を読み聞かせる形で進んでいきます。

 

 

 

愛情ポイント①愛すべき人を全力で守ることが素敵な取り柄となる

現在主婦としてすごしていると、社会にでて働いている女性が眩しく感じる事があります。

 

私は一時期フルタイムで働いたこともありますが両立が難しく、フルタイム勤務は辞めてパート勤務をすることにしました。

 

自分の周りの友達は社員として働いていてすごいな。
自分は情けないな。

 

と自信をなくしてしまうことがありました。

 

そんな私に主人公デューク(ノアさんとも言います)の一言が重く響きました。

 

「他の誰にも負けないこと・・1人の女性を全力で愛したそれで十分!!」

その言葉を聞いて、

 

私には愛すべき旦那さんがいる事に気づかされました。

 

ただの、のろけかい~!! なんて思わないでくださいね(^_^;)

 

結婚してまだ1年で、「新婚」といえる時期ではありますが、私も旦那さんと沢山喧嘩しました。

激しい言い争いをするこもありましたよ(^^)/

 

深刻な事というよりは些細な事で喧嘩することが多かった気がします。

 

喧嘩した後は心が荒みに荒んでるので「何で結婚しちゃったのかな~」って思っちゃうことも!!おそらく旦那さんも思っていると思います・・・

 

でもね少し落ち着いてから昔デートした時の事を思い出すんです。

 

あんな事あったな。こんな所いったな。沢山写真撮ったなぁ~って。

 

思い出している内にやっぱり旦那さんが大好きだな!って思えてくるんです。

 

私は今少ししか働けてなくてこれといって取り柄もなくて、なんだか寂しく思うこともあったのですが、

 

「旦那さんという一人の人間を全力で愛する」事も一人の人間として妻として素敵な事だなと思えました。

 

「愛する力」がある事は立派な取り柄になると思います。

 

また結婚していなくても、友達・恋人・家族・・自分の周りの人を愛すること、愛せる事は素晴らしい特技だと思います。

 

愛のある人になりたいと思いました。

 

 

愛情ポイント②やりがい・生きがいを与えてくれた家族愛

 

ノアはアリーと交際していた時に、古びたお屋敷につれていきました。

その名も「ウィンザー農園」

 

いつかこのお屋敷を買い取って改築するのが夢とアリーに語っていました。

その後の2人は両親の反対により無理やり関係を引き離されることになってしまいそれぞれの人生をスタートさせます。

 

そんな中、第二次世界大戦がはじまります。

 

アリーは従軍看護師として勤めている際にロン・ハモンドという男性に出会います。

ハンサムで面白くて実家がお金持ちなパーフェクトマンです!!

 

交際が始まり、プロポーズ、結婚と順調に歩み始めていました。

 

初恋はなかなか忘れられないものですが、色んな人と恋愛することで色んな気づきがあるので新しい交際に進むのは大いに賛成です(^^)/

 

一方、ノアは戦争が終わり実家に戻ると、父親が自宅を売却したとの報告をうけます。

その売って得たお金でノアが欲しがっていた「ウィンザー農園」を買う事を提案。

お父さん、息子の夢をかなえる為に自宅を売るなんて「愛」を感じます。

 

 

ノアは町中でアリーがロン・ハモンドと仲良く過ごす様子を目撃してショックをうけます。

そして愛する父もその後亡くなってしまうのですが、「ウィンザー農園の改築する」という目標があったことでノアは前に進むことができたのでないかと思いました。

 

このウィンザー農園の改築はノアにとって生きがいですね。

 

 

愛情ポイント③ 忘れられない初恋の思い

 

ウィンザー農園改築が終了して素敵な白い家に生まれ変わりました。

その記念にとった写真が新聞に載り、偶然にもアリーは目撃します。

 

結婚式の準備は着々と進むもノアの事が気になる!

思い切ってアリーは改築した家に行きノアと久しぶりの再会を果たします。

一緒に夕飯を食べたりカヌーに乗って過ごしている内に2人が本当に愛し合っていたことを思い出します。

 

アリーには気になっていたことがありました。
それは、両親に仲を引き裂かれたあとどうして手紙をくれなかったのか?
という事です。

 

ノアは365日手紙を書いていましたが、アリーの母親に見つかり母が保管していた為アリーの目には触れることがありませんでした。

 

ノアから今でも愛してると言われて2人の愛は大爆発です!!!

ついに二人は結ばれることとなりました。

 

そして改築されたお家にはアリーが昔欲しがっていた川を見渡せる白いアトリエが用意されていました。

ノアのアリーに対する愛情が本当に深いです。

 

2人の愛が再認識されて運命が大きく動き出そうとします。

 

 

 

 

愛情ポイント④人生の選択に迫られる時

 

ノアとの愛情を確認したものの、婚約者のロンもいい人でどうしていいかわからないアリー。

 

ノアと結ばれた翌日アリーのスパルタママがノアの家に突然訪問!!

 

ノアに会いに行ったアリーを一喝し人生について教えを説きます。

あなたより人生を知っている。

ある朝目覚めて別の道を歩めばよかったなんて後悔してほしくない。

ママが大昔に恋仲だった人をアリーにみせます。
その方は製鉄所っぽい工場で働いている男性でした。

そして「今がどんないしあわせなくらしか」と涙ながらに言います。

 

 

要するに、いくらお互いに愛し合ってたとはいえ製鉄所で働いている男性と結婚していた現在のような豊な暮らしはできなかったと言いたいのです。

 

自分の経験も踏まえて、いくら愛し合ってるとはいえノアのようなお金のない人と結婚しても将来的には幸せな暮らしはできない。

ロンのようなお金持ちと結婚すれば幸せになれる!という事を娘に伝えたいのだと思います。

 

ママさんそれは違うんじゃないかな~って私は思いますよ。

 

いくらお金持ちと結婚しても会社が倒産したり、旦那さんが亡くなったらお金がなくなる可能性も十分にあります!!

 

「あなたより人生をしっている」っていってますが、それはママさんの基準・価値観においての人生を知っているという事なんじゃないかな。

 

人生の基準とか価値観は一人一人ちがうと思います。

 

とはいえ、お金持ちで素敵な男性と結婚して安定して幸せになったもらいたいというママさんのお気持ちも分かります。

 

親は子供の幸せを願うものですよね。無理していばらの道を進んでほしくないものです。(偉そうなこと言ってますが、親にはなったことありません。ですが、親に無理していばらの道を進んでほしくないと言われた経験があります)

 

そして、「正しい選択をしてね(ロンと結婚する方向で)」といい残し去っていきます。

次にノアがアリーに選択を迫ります。

 

アリーが自分の元を訪ねてきたのは「ロンとの関係に満足していないからだ」と意地悪な事をいいます。
確かにそうだとは思いますが・・・

 

ロンと結婚する理由は「安全な道だから」「お金があるからさ」といいます。

ますます意地悪!

 

アリーは厳しい両親、特に母親に人生のレールを引かれて来たので自分で決断をすることがほぼなかったと思います。

 

ノアと居るかロンと居るかはアリーが決めなくてはなりません!

アリーはノアを選ぼうが、ロンを選ぼうが誰かが傷つくと泣いてしまいますが、

 

「周りがどうこうじゃない!」

「君はどうしたい?」
「君はどう生きたい?」

 

アリーの気持ちが主体で考えるように諭します。

かっこいいです!ノアさん!

 

日ごろ生活しているとついつい周りの目とか気にしてしまいますが、自分の気持ちをまず大切にしていきたいですね。

 

自分の気持ちで正直でいたいなって思いました。

 

最後婚約者ロンがアリーに選択を迫ります!

 

初恋の相手に会って再び愛情が芽生えた様子を感じ取りますが、ロンはそれでも

「君を愛してる。僕だけを見てほしい。」
といいます。

いい人過ぎます!!

 

初恋の相手に会いに行ってもどこか余裕で懐のふかーい方。
ジェントルマンです。

 

本当に素敵な方ですが、あまりに落ち着きすぎていると物足りなさを感じるのも事実。

初恋の相手に会いにいってた?結婚式の準備も進んでいるのに?ふざけるな~!!

 

ぐらい感情を爆発させても人間味あふれてよいかもしれませんね。

 

終結果!
アリーが選んだ人物とは・・

人間味あふれる素朴だけど愛情の深さは一流のノアさんです(^^)/

アリーさんよくぞ選びました!!

ロンさんももちろんよい方ですが、お二人はお似合いです。

 

 

愛情ポイント⑤最後はやっぱり愛が勝つ

 

 

このストーリーは年老いたノアが認知症を患った妻・アリーに昔の自分達の出会い・恋愛・結婚に至るまでのお話を読み聞かせる形で進んでいきますが、

 

何故読み聞かせているのか。

 

それは認知症により、アリーはノアと結婚したこと、自分の旦那さんがノアである事、自分には子供がいる事、全て忘れてしまったのですが、それらを思い出させる為に自分達のラブストーリーを読み聞かせていたんです。

 

アリーが結婚相手としてノアを選んだ事は読み聞かせの段階では結末をノアは伝えていませんでした。

 

アリー自身がこれまでの話を聞いて自分で思い出したのです。

 

 認知症により記憶に障害があったアリーですが、一時的ではありますが記憶を取り戻すことができました。

 

ノアの愛の力ですね。

 

最後は、お二人一緒に最後を迎えることになったのですが、最後の最後までノアはアリーに寄り添いました。

 

素晴らしい愛の力です。

 

 

最後に

 

 この映画をみて改めて「愛」とは何か考えさせられました。

今まで以上に周りの人を大切にしようと思いましたし、旦那さんを愛したいと思いました。

 

最近、愛を感じないな、そもそも愛ってなんだろう、自分なんて何もできないな、何の取り柄もないな・・そう思った方にぜひ見て頂きたい映画だと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

森乃